カスタムフォントの使い方
ここでは Flutter で任意のフォントを取り込んで、利用する方法について説明します。
Android や iOS ではもともとビルトインのフォントが多数ありますが、それでも Google Fonts などから ダウンロードした任意のフォントを利用したいという要望は多いものです。
Flutter でも、Google Fonts などからダウンロードした任意のフォントを取り込んで利用することができます。
公式のドキュメントの記述は見つかりませんでしたが、試した限り現状 TrueType フォント (ttf) と OpenType フォント (otf) は問題なく利用可能のようです。
カスタムフォントを利用する手順は簡単です。
- Flutter プロジェクトのルートに fonts などの名前でフォルダを作成。
- 上で作成したフォルダ内に、フォントファイルを保存。
- pubspec.yaml にフォントのファミリとフォントファイルを指定。
次の例は fonts フォルダ内の Pacifico.ttf というフォントファイルを Pacifico という名前のフォントファミリとして使用する場合の設定です。
fonts: - family: Pacifico fonts: - asset: fonts/Pacifico.ttf
- TextStyle ウィジェットの fontFamily プロパティでフォントファミリを指定。